「家で素振りはしているけれど、上達に繋がっているか不安」と悩んでいませんか。実は、広い球場や高価な道具がなくても、公園などの限られたスペースで「実戦に通用する力」は十分に養えます。
この記事は、「自主練をミート力向上に繋げたい」中学球児や保護者に向けて書きました。現役コーチの視点から、1日15分で劇的な効果を生む3つの具体的ドリルや、周囲に配慮した公園練習のマナーを詳しく解説します。
この記事を読めば、地味な自主練が「ヒットを打つための確信」に変わり、試合で自信を持って打席に立つための武器を手に入れられるはずです。
「とにかく振る」練習から抜け出そう
一人練習で一番多い失敗は、「たくさん振っている=上達している」と思い込むことです。
僕も中学の頃、
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100回素振り
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とにかく速く
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毎日やった気になる
…これを続けていましたが、試合では全く打てませんでした。理由はシンプルで、実戦で必要な動きと、練習内容がズレていたからです。
自主練で大事なのは実戦の動きを分解して、1つずつ確認することこれだけで、同じ15分でも効果がまったく変わります。
公園でできる3つの効果的バッティングドリル
① 逆手(さかて)スイング
通常とは逆に
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右バッター → 左手が上
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左バッター → 右手が上
でバットを持ち、ゆっくりスイングします。
▼ このドリルの効果
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バットが体の内側から出る感覚が分かる
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手先だけで振る癖に気づける
▼ 僕の体験談
最初は正直、めちゃくちゃ振りにくいです。でもこの違和感こそが、普段どれだけ力任せだったかを教えてくれました。
▼ ポイント
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脇を締める
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腕ではなく、体の回転で振る
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強く振らなくてOK
② シャトル打ち(セルフ・トス)
バドミントンのシャトルや軽いボールを自分で真上に投げて打つ練習です。
▼ このドリルの効果
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動く物に対して「間」を作れる
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ミートポイントが安定する
▼ 僕の工夫
シャトルがなかったので、新聞紙を丸めてテープで固めたものを使っていました。これなら公園でも、家の中でも安全でした。
▼ ポイント
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飛距離は気にしない
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「当たった音」「芯の感覚」を重視
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フェンスやネット方向へ安全に
③ 片足立ちスイング
軸足だけで立ち、バランスを取りながらスイングします。
▼ このドリルの効果
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下半身がブレなくなる
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スイング中の体重移動を感じやすい
▼ 僕の失敗談
最初は振り切った瞬間に必ずフラつきました。でもそれは、試合でも軸が崩れていた証拠でした。
▼ チェック方法
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振り切った後、3秒止まれるか
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グラついたらやり直し
3. 自主練で必ず守る「場所」と「ルール」
公園練習で一番大切なのは、技術よりも「安全」と「マナー」です。これを守れないと、 練習そのものができなくなります。
最低限意識したいこと
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周囲に人がいないか必ず確認
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硬式・軟式ボールは使わない
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穴あきボール・シャトル・新聞ボールを活用
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早朝・夜間は避ける
僕も一度、注意されて練習場所を失いかけたことがあります。それ以来、「続けるための配慮」を一番大事にしています。
まとめ:一人の時間が「自信」を作る
野球はチームスポーツですが、バッティングは自分一人で積み上げるものです。
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強く振らなくても
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長時間やらなくても
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派手な練習じゃなくても
意味のある15分を積み重ねた選手は、打席に立ったときの表情が変わります。
「これだけやってきた」その感覚が、ピッチャーとの勝負で一番の武器になります。
今日、バットを持って外に出るのはたった15分で十分です。
まずは安全第一で、できることから始めてみましょう。


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